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地球環境保全



当社の生産活動において環境負荷を低減するのはもちろんのこと、お客さまの元に届けられる製品が、それぞれの現場で環境向上に役立ち、製品寿命が終わるときにも環境への影響をミニマムにする。そのような製品開発、技術開発を目指しています。自社施設内では環境に配慮した工夫を行い、当社を訪れたお客さまが、環境の大切さについて認識を新たにされるような、全館エコロジー仕様を目指しています。また、社員に対しても地球環境をより意識し、何ができるか考えるよう呼びかけています。
 

開発ポリシー

 ~「省」の思想に基づいた製品開発活動~


IDECグループでは、1978年の製品開発ポリシーの制定以来、製品開発における基本思想として、「省」に基づく最適制御の実現を掲げています。これに基づき、1982年より、「SAVE ALL」をスローガンに、省エネルギー・省スペース・省メンテナンス・省資源など、あらゆる「省」の思想を広くお客さまに紹介する活動に取り組んできました。その活動は現在も変わらず、独自の設計審査基準に基づいた新しい環境配慮型製品の開発に継続的に取り組んでいます。




環境ラベル


製品開発の企画段階から環境負荷を低減するための課題を抽出し、省エネ・省資源・省スペースといった環境配慮について独自の基準を設定しています。それに基づき評価・判定された環境配慮型製品を示すシンボルとして、1980年代当時に自社で考案したSAVE ALLマークをアレンジして、環境ラベルをデザインしました。
お客さまにも容易に判別いただけるよう、ウェブサイトやカタログでのラベル表示を推進していきます。

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環境配慮型製品の開発


【環境配慮型製品の評価項目】
 ・環境貢献 ・省エネ性向上   ・省資源  ・省スペース   ・軽量化 ・部品点数削減 ・部品・設備共用化 

 ・省工数  ・製品解体の容易性 ・長寿命化 ・リサイクル可能 ・環境汚染予防とグリーン調達 ・安全性

LF3D形 LED照明ユニット

優れた堅牢構造と光学性能(マルチシャドウや光源の映り込みを低減)を実現した工作機械内の使用に適したLED照明を開発。従来品からの置き換えにも配慮した構造でかつ環境負荷低減に貢献できる製品です。グレアセーブモードの搭載により、明るさを軽減させ消費電力を40%に低減させることも可能です。
 ・省エネ   発光効率37%UP 
 ・省スペース 体積50%DOWN
 ・軽量化   質量30%DOWN    
  ※従来品比(表面取付形)

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PS3V形 スイッチングパワーサプライ

4方向取り付け可能で設置場所を選ばない小型で高信頼性な電源。コンパクト設計のため盤・装置の小型化に貢献します。またネジ端子式にPush-in端子もラインナップに加え、配線工数削減にも寄与します。
 ・省スペース コンパクトサイズ(15W 50.8×34×65mm)
 ・省工数 Push-in式により工数削減
 ・長寿命 保証期間5年
  (周囲温度40℃、負荷率60%、標準取付け)

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Push-in式 φ22コントロールユニット

従来のネジ端子式に比べてカンタン配線で作業効率も向上し、さらに安心(抜けにくい)と使いやすさをご提供できるPush-in式をラインナップしました。また、斜め出し配線、コンタクトブロック短銅化によるパネル、装置への小型化にも貢献します。
 ・省工数 約55%工数削減(ネジ端子式比較)
 ・省スペース パネル奥行40%削減
  (例)照光押ボタンスイッチ(ネジ端子式比較)

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KW2D形 φ22スマートRFIDリーダ

FA環境に合わせたコンパクトデザインで設計し、既存パネルのφ22mm穴に取り付け可能。また、タッチパネルとの組み合わせによりデータの記録を電子化することも可能であり、ペーパレス化など資源の節約にも貢献します。
 ・省スペース  パネル全面高9mm、奥行き48.5mm
 ・省資源 ペーパーレス化など(システム貢献)
 ・省工数 Push-in式により工数削減

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クールビズ

クールビズは、オフィスの室温が約28℃でも快適に仕事ができるよう、ノーネクタイ・ノージャケットといった軽装を奨励する環境省の全国キャンペーンです。クールビズは2005年に環境省が開始し、IDECは2005年以降毎年クールビズをオフィスで推進しています。
【具体的な取り組み】
・ノーネクタイ、ノージャケット、半袖着用を奨励
・空調機の温度は26~28℃に設定
・ノー残業の奨励

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環境設備


オフィスや事業所など社内施設および設備について、環境に配慮した設計により環境負荷低減に取り組んでいます。
 

厚生棟(本社内)

2019年6月に完成した本社の厚生棟3階(北・西・南側)にて壁面緑化を行なっています。建物の表面温度の上昇を抑制し省エネ効果があるほか、植物の光合成によるCO2削減効果が見込まれます。現在、蔦(ツタ)を育成中で、最終的に約150㎡が蔦で覆われる予定です。

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中庭(本社内)

2018年6月に本社の中庭をリニューアルし、日本固有種の樹木を含めた30種類以上の大小からなる樹木を植えました。緑を増やすことで、周辺の気温を下げる効果が期待されます。

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技術研究センター(本社内)

2013年に完成した技術研究センターは、全館にLED照明を導入し、屋上庭園を設置しているほか、自然換気システムや西陽対策の縦型可動ブラインドなど、さまざまな環境配慮型装置を備え、省エネに配慮した設計となっています。

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尼崎事業所(兵庫県尼崎市)

2013年7月に完成した尼崎事業所に、太陽光発電パネルを1,192枚設置しています。(発電規模296kW)

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アセンブルセンター(兵庫県たつの市)

2019年5月に完成したアセンブルセンターに、太陽光発電パネルを200枚設置しています。(発電規模65kW)

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IDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市)

2021年4月に稼働を開始した新工場では、環境負荷低減のための取り組みとして、屋上に年間約8.6万kwの発電が可能な太陽光発電パネル202枚を設置しており、新工場の45~50%の電力使用を自家発電でカバーすることができます。

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IDEC CORPORATION(米国)

グループ会社であるIDEC CORPORATION では、2008年よりオフィスの屋上に太陽光発電パネルを設置し、2018年にLED照明をオフィス全体に導入したほか、エアコンは気流や日射の影響を調整しオフィス内の室温を均一化して空調効率を上げる製品に切り替えるなど、省エネ推進によるCO2削減に取り組んでいます。

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APEM Inc(米国・カリフォルニア州)

グループ会社であるAPEM Incでは、2019年にオフィスの屋上に900枚の太陽光発電パネルを設置しました。

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生物多様性


IDECグループでは、さまざまな環境への取り組みが生物多様性に貢献するという考えのもと、幅広い活動を通して生物多様性の保全に取り組んでいます。

■FSC®森林認証紙の使用


FSC®認証制度(森林認証制度)は、森林環境を守るために生態系に配慮した適切な管理がされている森林か、適切に管理された森林から生産された木材を原材料として使用しているか、などを世界的な厳しい基準で審査する国際的な制度で、FSC(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)が運営しています。IDEC Report(アニュアルレポート)および招集通知の印刷には、FSC®森林認証紙を使用しています。

■植物油インキの使用


植物油インキ(Vegetable Oil Ink)は、再生産可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の油、及びそれらを主体とした廃食用油等をリサイクルした再生油など、植物油全般を原料とするインキのことをいいます。 IDEC Report(アニュアルレポート)、招集通知、株主通信の印字には、Vegetable Oil Inkを使用しています。

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■グリーン購入


グリーン購入とは、製品やサービスを購入する際に、環境を考慮して、必要性をよく考え、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入することをいいます。IDECでは、コピー用紙、文具・事務用品、その他事務消耗品について、グリーン購入を推進しています。

■再生紙の利用


文書は電子ファイルでの保管を基本とし、印刷時は再生紙を利用しているほか、裏紙の利用を推奨しています。 利用後は紙を分別してリサイクル業者にお渡しし、再生紙の原料として活用されています。

■レインフォレスト・アライアンス認証コーヒーの提供


レインフォレスト・アライアンスは生物多様性の保全、労働者やその家族、地域住民の権利と福利の推進に取り組む国際的な非営利団体です。本社の食堂はフリードリンクとなっており、持続可能性の基準を満たした農園に与えられるレインフォレスト・アライアンス認証を受けたコーヒー豆を使用して、コーヒーを社員に提供しています。

■脱PETボトルの取り組み


マイクロプラスチックによる海洋汚染で、生態系への影響が深刻化しています。IDECは脱PETボトルチャレンジと題し、主要事業所においてPETボトル飲料の自販機販売を止め、社員にマイボトルを推奨しています。また、環境省が推進する「プラスチック・スマート」キャンペーンに参加し、啓発ポスターを社内に掲示するなど、海洋プラスチックごみ問題に取り組んでいます。

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