ウルトラファインバブルとは

液体の中の気泡は、「水槽の散気板からブクブク出る泡」や「ビールの泡」のように、気泡径が十分大きいと直接目視で確認することができます。それより小さい数十ミクロンの気泡径のファインバブルの場合は、気泡が散乱体となるため「液体が白濁」することで存在が認識できます。さらに小さい数十ナノメートルの気泡径になると、光の波長よりも小さくなるため視認することができなくなり、液体は透明になります。この極めて小さな気泡をウルトラファインバブルと呼びます。

ウルトラファインバブルは透明で見えないこと以外にも、様々な特性を持ちます。例えば、気泡が極めて長期間液中に存在することや、気泡が電荷を帯びることや、気泡内部が超高圧状態になることなど、これまでの気泡にはなかった振る舞いをします。

このウルトラファインバブルの特異な特性を利用して、産業界では食品分野をはじめとして、化粧品、薬品、医療、半導体や植物育成等、幅広い分野での応用がさかんに考えられており、ウルトラファインバブルに大きな期待が寄せられています。



気泡径

ファインバブル:粒径100μm以下の浮遊性微細気泡



ファインバブル (直径が100 µm以下の気泡)の特性

比表面積が大きい 100μm以下の大きさでありミリバブルに比べて非常に大きな比表面積を持つ
自己加圧効果 バブル表面が小さくなるように表面張力が働くためバブルが収縮して内部圧力が著しく増加する。気泡内部の圧力はYoung-Laplaceの式で決まり、バブルサイズが小さいほど内部圧力が大きくなる。
帯電性 バブル表面(正確にはすべり面)のゼータ電位は、一般的には負の電荷帯びておりバブル同士は反発する。そのため凝集が起こらず、高密度の気泡が存在することが出来る。

■ マイクロバブル (ファインバブルのうち直径が1µm以上の気泡)

泡の直径 1μm〜100μm
目視 可能(白濁)
動的性質 非常にゆっくりと上昇、水中で消滅もしくは液面で破裂

■ ウルトラファインバブル (ファインバブルのうち直径が1µm未満のサイズの気泡)

泡の直径 1μm未満
目視 不可能(無色透明)
動的性質 水中に長期残存(液中安定性)、数週間から数ヶ月の寿命、
浮力よりも粘性力が大きい、ブラウン運動



ウルトラファインバブルがレーザー光を散乱する様子

各地でのシンポジウム・見本市の報告


  • 9th Symposium on Fine Bubble Technology
    (2017年7/25 シンガポール)


  • 第8回ファインバブル国際シンポジウム
    (2016年12/6 日本・東京)


  • 7th International Symposium of Fine Bubble Technology
    (2016年7/25 オーストラリア・シドニー)


  • 粒子・粉体のメカニカルプロセス技術、分析工学の国際見本市
    (2013/4/23 - 25 ドイツ・ニュルンベルグ)


  • FBIA国際標準化活動「POWTECH」出展
    (2013/4/23 - 25 ドイツ・ニュルンベルグ)


  • ファインバブル国際シンポジウム International Symposium of Fine Bubbles
    (2012/12/13 日本・東京)


一般社団法人 ファインバブル産業会(FBIA) ウルトラファインバブルの紹介映像(約17分)

ウルトラファインバブルの製品・技術に関するお問合せ

ファインバブル事業部
TEL: (大阪)
06-7668-1020

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