IDECの安全思想
IDECグループは、「産業事故撲滅に貢献する」を重要な社会的責任と位置づけており、幅広い産業分野に対してさまざまな安全・防爆製品をお届けしています。 創業間もない1950年に開発された「SB形金属箱開閉器」に、作業者の安全を守るインターロック機構を採用していたほど歴史が古く、以来この安全思想はIDECグループのDNAとして受け継がれています。
安全・防爆機器製品の開発
非常停止用押ボタンスイッチ XWシリーズ
接点のON/OFF状態が離れた場所からでも簡単・確実に確認できるインジケータタイプは、衛生面や操作感を考慮したフォルムデザインと独自の安全構造により優れた安全性を実現しています。
タッチスイッチ付表示器 EX4R-D44G形
石油プラント、塗装工程、ガソリンスタンドなど、ゾーン1、2の危険場所で使用可能な本質安全・耐圧防爆構造 タッチスイッチ付表示器です。
本質安全防爆構造グリップスイッチ HE2G-X形
世界初の国内防爆検定合格+機械安全規格認証取得の本質安全防爆構造グリップスイッチです。EB3N形セーフティリレーバリアを接続することにより、爆発性雰囲気での使用が可能です。
耐圧防爆構造LED照明器具 EF1A形
水素などの爆発性ガスが存在する危険場所で使用可能な耐圧防爆構造のLED照明器具です。取り付け後の照光方向の調整が可能な角度調整金具付きや、点灯スイッチ付きの機種など、使いやすさを追求した機種構成となっています。
強制ガイド式リレー RF2V形
安全回路において接点の溶着、破損などによる故障を検出。安全制御回路の危険側故障を検出するために欠かせない重要な機器です。
耐圧・安全増防爆構造 大形コントロールボックス EC2C形
すべての爆発性ガス、蒸気の雰囲気と粉じん雰囲気で使用可能。ATEX指令(欧州防爆指令)に対応し欧州や中近東・東南アジア向けプラントに最適なコントロールボックスです。
「安全」の国際規格制定に参画
グローバル化する市場で、お客さまに安心して製品をご使用いただくためには、制御やさまざまな機械・装置、システムに関する海外規格を調査・分析し、これらに対応した製品を提供することが重要になります。IDECグループは、各種の海外規格対応製品の開発や、国際安全規格制定活動への参画を通じて、さまざまなノウハウを有しています。とりわけ、制御安全・機械安全・防爆安全など、日々、高度化・複雑化する安全規格分野において、毎年多くのエキスパート社員を国際会議や学会に派遣しており、日本を代表して、優れた安全技術を世界に発信しています。