HS5L形ソレノイド付安全スイッチ
特長:
ロック監視のマーキングとは
本ロック監視マークはEN ISO/ISO14119 9.2.1項に新たに記載されたマークであり、EN ISO/ISO14119の下記要求事項を満たしてることを示しています。
ー ガード施錠装置に対する一般要求事項( 5.7.1項)※
ー ガード施錠装置に対するロック監視 (5.7.2.2項)
本ロック監視マーキングが付いているロックモニタ回路(接点)にて、防護扉の位置の監視とロック機能の監視を同一の回路(接点)で行うことができます。
(防護扉閉 かつ ロック状態の場合のみ ロックモニタ回路(接点)がON)
※ HS5L形はスプリングロックタイプ・ソレノイドロックタイプ共にロック監視マーク
を適用して認証を取得しています。
ソレノイドロックタイプの場合はリスクアセスメントの結果安全上ロックが必要のない用途、例えば生産都合のロックが必要な場合などに使用可能です。
2接点/4接点タイプ
食品機械、射出成型機などの用途に適した2接点タイプと、小形の扉など取り付けスペースが制限される用途に適し
た4接点タイプをご用意
小形ながら1,400Nのロック強度を実現
従来品に対して大幅に小型化を実現しながら、ロック強度は当社従来品のHS5Eシリーズと同じく1,400N(Fzh)を達成。(GS-ET-19)
小形でスリム
小形でスリム。当社従来製品よりも約13%コンパクト化を実現。※
小形扉や市販アルミフレームの機械などにフィットします。省スペースながら2~4接点を内蔵、設計の自由度が大きく広がります。
※ ケーブル横引出タイプを除く。
スプリングクランプ式端子
スプリングクランプ式端子台の採用により、耐振動性に優れ、配線後の緩みがなく、増し締め不要のメンテナンスフリー。 配線効率アップを実現。
操作ヘッド部外れ検出機能
操作ヘッド部外れ検出機能!操作ヘッド部の取付け方向変更時など操作ヘッド部を外している時に、ロックモニタ回路(41-42)がOFFとなる“操作ヘッド部外れ検出機能”を搭載しました。(HS5L形スプリングロックタイプに搭載)
例えば、ロックモニタ回路が2回路以上搭載している回路番号:VB、VD、VJ、DDタイプでは操作ヘッド部を外すと、不一致(41-42:OFF、51-52:ON)となります。
この不一致状態を利用することで、操作ヘッド部の外れを検出することができます。
注)操作ヘッド部外れ検出機能は直接開路動作機能ではありません。
ケーブル横引出タイプ
配線のふたを長くし、ケーブル引出方向をストレート、左方向、右方向のうちいずれかに配置できるようにしました。また長いマークチューブなども使用可能。
スプリングロックタイプとソレノイドロックタイプを完備
スプリングロックタイプ
● ソレノイドへの電源供給なしに、アクチュエータを自動ロック
● 機械が慣性動作停止後、コントローラなどからの電気信号によるソレノイド動作で、ロックを解除する高い安全性
● 停電時やメンテナンス時は付属の手動ロック解除Keyで手動ロック解除可能
● ヘッド外れを検出可能(スプリングロックタイプのみ)
ソレノイドロックタイプ
● コントローラなどからのソレノイドへの電圧印加でアクチュエータをロック
● ソレノイドへの電圧除去でロック解除
● 安全上ロックの必要がない場合に、設備の急停止防止など、生産上の都合に適応したロック機能を実現可能
可動アクチュエータ(バウンド対応タイプ)
扉がバウンドした場合でも安全スイッチにロックがかけられる範囲を大きくした、可動アクチュエータ(バウンド対応タイプ)。これにより完全挿入位置(扉が完全に閉まった状態)から約16mmまで扉のバウンドを許容できるようになります。
豊富なアクチュエータ
扉の形状や用途に応じてアクチュエータの選定が可能
●“ガタツキ”のある扉に最適なクッションゴム付きタイプ
●“ガタツキ”が大きい扉に最適なプラグ形タイプ
●開き扉用に最適な可動タイプ
●取付け簡単なスライド式タイプ
●バウンドがある扉に最適なアクチュエータも品揃え