HG2J形 PCAP方式タッチパネル搭載 プログラマブル表示器

ガラストップにより 美しさと機能性が調和した スタイリッシュな外観

高級感のあるスタイリッシュな
ガラストップデザイン
カバーガラス化されたタッチパネルを用いることにより、高い視認性を実現しています。美しい透明感により、組み込んだ装置のデザイン性を向上させます。

狭額ベゼルデザインで 小さなボディに大きな画面
ベゼル幅を徹底的に狭くした狭額ベゼルデザインを実現。5.7インチを設置していたパネルにも違和感無く画面をサイズアップしてのご使用が可能です。

最適な部品選定と配置により、内部基板を一枚化し、盤内奥行き29mmの薄型構造を実現。制御盤の小型化に貢献します。

衛生面に優れたガラストップ構造
操作面は傷が付きにくく、水分・油分を弾き、汚れの染込みがありません。
消毒液を吹きかけての拭取りや、アルコールなどの高濃度な薬品が染み込んだウェットティッシュでの拭取りにも対応しています。

PCAP(投影形静電容量)方式 タッチパネルを搭載
従来品で使用されていたアナログ抵抗膜方式のタッチパネルでは、透明電極膜を接触させることで、位置を特定しているため機械的な寿命がありました。
PCAP方式のタッチパネルでは、センサ基板で電荷の変化を検出し位置を特定しているため、機械的な寿命がなく、軽快な操作が可能で、2点押し操作にも対応しています。また、水滴による誤動作防止と、1.5mm厚以下の手袋での操作(*2)にも対応しています。
*2) 1.5mm厚以下の手袋でも、素材や環境により反応しない場合があります。
ご使用の環境に合わせて動作をご確認いただきご使用ください。
耐環境性に優れ、幅広いアプリケーションに対応

幅広い使用温度範囲
-20~+60℃(*1)の温度範囲に対応し、温暖地や寒冷地に設置される装置でご使用いただけます。
*1) ただし、氷結しないこと。

高い防水性能
IPX6F・IPX7の保護構造を持ち、強い直接噴流による洗浄にも対応可能です。

美しい見た目を長期間維持
表面にフィルムを用いた製品では、長期間使用すると、表面が白濁化し視認性が落ちてしまいます。
本製品では、カバーガラス付きのタッチパネルを用いることにより、
タッチパネル部分に紫外線による白濁化の劣化が無く、高い視認性が長期間維持されます。
優れた接続性

豊富な外部インターフェイス
RS232C、 RS422/485、Ethernet、USB-Aポートの各種通信用インターフェイスを備えており、PLCやバーコードリーダなどの外部機器と簡単に接続可能です。
また、シリアルインターフェイスや電源の端子には、安全性と作業性を両立したPush-inタイプを採用。配線はOneステップ、差し込むだけで完了。
汎用的なUSB機器とも簡単接続(*2)
USB-AポートにUSBスピーカーを接続することで、音声を出力できます。
USB-Aポートに汎用的なWi-Fiドングルを接続することにより、無線を介してPCやタブレットとの通信が可能になります。
*2)当社が検証した特定の汎用的なUSB機器のみ使用可能です。

使用シーンのご提案
タッチパネルを組み込んだ機械装置の近くにいる作業者に、音声を用いて機械装置の状況を伝えることができます。
作業者は手元から目を離さず、機械装置の状態を確認できるので、作業効率が上がります。
装置のIoT化に貢献

WEBサーバー機能による タブレットからのリモート監視/操作
タブレット、パソコン、スマートフォンの汎用WEBブラウザから、プログラマブル表示
器の画面を確認し操作できます。特別なアプリのインストールや追加ライセンスは不要です。
また、カスタムWEBページ機能によりプログラマブル表示器に表示している
画面とは別の画面をブラウザに表示可能です。

使用シーンのご提案
物流倉庫など、広いスペースに装置が複数配置されている設備において、それぞれの装置の前に移動して状況を確認し、操作することは非常に手間がかかります。
WEBサーバー機能を用いれば、装置の前に移動しなくてもタブレットから装置の状況確認、操作が可能です。

バッテリレスでデータ保持、電池交換メンテナンス不要
データは、不揮発性の磁気メモリに保持し、時計情報の保持は、大容量コンデンサ
の電力で行うバッテリレス構造。
バッテリを含む製品を海外へ輸送する際に求められることがある、わずらわしい書類での手続きも必要ありません。

FTPクライアント機能で 履歴データを転送
履歴データをCSV形式でプログラマブル表示器本体から、FTPクライアント機能で能動的にファイルサーバーへ送信可能です。
また、FTPサーバー機能により、遠隔地のPCから、表示器のデータを取り出すことも可能です。

SNS機能、 E-mail送信機能
装置の状態をE-mailで送信したり、複数のTwitterアカウントに送信可能です。

使用シーンのご提案
各地に分散されている駐輪場やコインパーキングなどの装置の状況を一括で確認することは、独自のWEBシステムなどが必要となり簡単ではありませんでした。
Tweet機能により、複数の装置それぞれに状況をつぶやかせることで、Twitterの画面から状況の一括確認が可能になります。
使いやすいソフトウェア

オブジェクトの情報を一覧で確認
画面に配置された部品のデバイスアドレスや動作条件などの情報が一目で確認できます。モニタ中には、デバイスアドレスの値をポップアップ表示、条件成立中の部品を色で識別できます。

ユーザー通信機能で 独自プロトコルにも対応可能
送受信するコマンドを作成し、独自のプロトコルや、標準でサポートされていないプロトコルに対応して相手機器と通信することが可能です。

エラー内容の一覧表示により 簡単にプロジェクトの問題箇所を特定
エラーチェック機能で設定を間違えたり、漏れたりした項目を一覧表示できます。
一覧表示からエラー箇所を直接確認できるので大規模なプロジェクトでも最短で問題箇所にたどりつけます。

複雑な処理もスクリプト機能で 簡単プログラミング
条件分岐、 論理演算算術演算、関数などの複雑な処理をスクリプト機能で簡単にプログラミングできます。また、シミュレーター実行時にスクリプト デバッガーを使用してステップ実行しながらデバッグすれば作業効率が上がります。

豊富な図形ライブラリ
ドラッグ&ドロップで綺麗な画像が設定された部品を簡単に配置できます。また、10,000種類以上の画像をツールからインポートし、部品に利用できます。

よく使う部品構成を 部品ライブラリで簡単に管理
部品構成を部品ライブラリのカスタムライブラリにあらかじめ登録しておけば、それらを編集画面にドラッグ& ドロップして再利用できます。一から部品構成を作成する必要が無く、作業効率が上がります。