IDECで働く人のウェルビーイング
健康経営・ディーセントワークの推進
IDECグループでは、社員とその家族が「心身ともに健康である」ことがすべての基盤であるという認識のもと「IDECグループの健康宣言」を制定し、健康への取り組みを推進しています。
健康への投資は、生産性の向上、社員のモチベーション向上、ひいては企業価値向上につながる重要な経営課題であることから、2018年4月に健康管理室(IDECヘルスケアセンター)を開設しました。健康管理室では、専属産業医1名、保健師2名が常駐しており、社員からのメンタルを含む健康相談など、誰もが利用しやすい健康管理室を目指して活動しています。
2019年には、社員の健康を推進するため、フィットネスジムやヘルスケアセンターなどを備えた厚生棟を本社構内に新設し、産業医と常勤の保健師が健康管理に取り組んでいます。さらに2022年度は、企業内診療所を本社厚生棟に開設し、全ての社員のメンタル、フィジカル双方からの健康確保を目指し、健康維持・増進の施策実施を積極的に推進することで健康経営に取り組み、IDECで働く人のウェルビーイング向上を図っています。
こういった取り組みにより、社員が仕事に専念できる環境を作ることで、社会によりより製品やサービスをご提供することが可能となります。
一人ひとりの権利が保障され、適切な収入を生み、十分な社会保障が供与された生産性の高い仕事を追求することを意味する「ディーセントワーク」をグローバルで積極的に推進し、IDECグループ社員のウェルビーイングを向上することで、「Employee Success」を実現し、Employee Successが最終的には「Customer Success」となるような好循環を実現します。
安全衛生マネジメントシステムの定着・拡大
IDECは労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格であるISO45001の認証にいち早く取り組み、2019年3月、主力工場の一つである滝野事業所において中央労働災害防止協会の審査では電気制御機器業界では日本で初めての ISO45001認証を取得しました。2021年には国内主要4事業所で認証を取得しました。
2025年には国内全拠点と海外3拠点に拡大し、社員の労働安全衛生マネジメントを推進する予定です。
ビジョンゼロ活動の推進、7Golden Rules
ビジョンゼロは、ILO(国際労働機関)の傘下にあるISSA(国際社会保障協会)が提唱する安全・健康・ウェルビーイングの考え方であり、職場における全ての事故やケガ、病気などには原因があり、リーダーによるコミットメントにより原因を取り除くことによって予防可能であるという信念に基づいています※。
安全で安心な職場を作り上げるためのアプローチに関する活動で、IDECでは継続的に経営層と現場管理者層への調査を行い、モニタリングすることで、安全文化の構築を図っています。
※https://visionzero.global/ja