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安全、そしてその先へ | ソリューション

人とロボットの協働作業による事故防止:協調安全

作業員の補助にロボットを活用するケースが増加しています。人とロボットが協調すれば、作業効率の向上や人手不足の軽減、さらには人を価値の高い作業へ割り当てることができます。しかし、人とロボットが同じスペースで作業する場合は、十分な安全対策を講じて、作業員の防護や万一の作業員のけがによる作業停止を低減することが必要です。
IDECは、人の動きを検知し、危険性のある状況が発生した場合は機械の速度を緩めたり停止させたりするコンポーネントを提供しています。人とロボットの安全な協調環境を構築できれば、効率向上、人手不足の軽減、従業員の価値向上を実現することができます。

拡張性のある生産ライン:Safety 2.0

情報通信技術の高度化に伴って、製造・生産施設はさまざまなチャンスを得るとともにさまざまな課題にも直面しています。そのような状況の中で、ダイナミックな環境における作業員の安全確保という新しいコンセプトが生まれています。作業員を危険から隔離したり、緊急時に機械を停止するなど、従来の安全対策では対応できない、あるいは効果が得られない場合があります。Safety 2.0(協調安全)では、残った課題を補完し生産性および効率を最大化するとともに安全を確保します。人と機械が何の障害もなくシームレスに協働作業を行うことができるという次世代の安全思想です。また、オープンで、より生産性の高い生産現場の実現が可能となります。IDECは、変化し続ける製造現場における人々の安全、安心、健康そして働きやすさを追求していきます。

緊急停止による安全確保:第3世代非常停止スイッチ

機械はさまざまな原因で動作不良を起こします。機械にトラブルが発生した場合、機械のオペレータは非常時停止スイッチで速やかに機械を停止させ、事故を未然に防止します。IDECの第3世代非常停止用押ボタンスイッチは、確実に機械を停止させます。豊富なラインアップは国際規格に対応し、ターンリセットまたはプルリセットのどちらも可能です。IDECのセーフブレークアクション技術が高度で安全な作業を実現します。これらの機能を組み合わせることで、エンジニアはIDECの非常停止用押ボタンスイッチを、さまざまな機器にも設置することが可能です。


 

扉の開閉検知:機械安全

IDECは、インターロックスイッチ、ライトカーテン、レーザスキャナなど、機械のアクセスポイントや周辺部などを監視する安全製品を生産しています。インターロックスイッチは、「隔離による安全防護」と「停止による安全防護」を実現し、セーフティセンサは物体や人の存在を検知し、事故の発生を回避します。 また、IDECの安全コントローラは、同時に複数の機器を監視可能です。

防護機能によるリスク低減:機能安全

協働作業環境(機械と人が共存して作業する環境)での作業者の安全確保にはさまざまな方法があります。非常停止スイッチを設置することでリスク低減は出来ますが、これはトラブル発生時の対応です。もう一つの方策としてヒューマンエラー、ハードウェアの故障、操作ストレスや環境ストレスなどに対しての機能安全対策です。複数の機能安全を適切に実施することで、生産ラインでのリスクを低減します。IDECのFS1Aコントローラは、設備の安全回路に接続するだけで容易に機能安全を実現することができます。国際規格に準拠、プログラム不要、最小限の配線で省スペース化とコスト削減を実現します。

リーダーから学ぶ:安全コンサルティング

従業員が危険やストレスを感じることなく安心して作業に取り組めるような安全な作業環境を提供するには、製造現場に安全コンポーネントを設置するだけでは十分ではありません。安全とセキュリティを提供するトータルソリューションが必要です。1つの安全策が機能しなかった場合、他の安全策が機能することが必要です。IDECは、創業以来70年にわたり、安全・安心の構築において業界をリードしてきました。最新の安全技術の提供から安全戦略の策定まで支援します。設計技術者の安全教育や設備のリスクアセスメントのご相談にも応じます。

最も脆弱な部分を突き止める:トレーサブルシステム

製造業者は、モノの管理・追跡が可能であることが求められます。例えば、多くの国において食の安全性についての問題が繰り返し発生しており、製品の自主回収などの対策による負担が増加しています。損失を防ぎ、消費者を危険から守る一つの方法として、IDECのプログラマブルロジックコントローラ(PLC)やセンサ、ビーコン、ハンディスキャナは、トレーサビリティ管理を実現し、業務の最適化、コスト削減を支援します。