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IDECグループのマテリアリティ


2023年に、2050年のありたい姿、2030年のビジョンを策定したことに伴い、マテリアリティ(重点課題)についても見直しを行い、「企業基盤」として人的資本やガバナンスの一層の強化を盛り込みました。また、2024年には外部環境などを踏まえてマテリアリティの一部を見直し、人権の尊重を新たに追加するとともに、2030年の目指す姿も変更しました。


 


 

サステナビリティ目標と進捗状況

2030年の目指すべき姿を実現するための取り組みテーマを設定し、テーマごとにサステナビリティKPIを掲げています。

マテリアリティ2030年の目指す姿取り組みテーマサステナビリティKPI2023年度実績2022-2024年度
目標
達成状況
生産性向上IDECグループが培った制御技術、製品、システムソリューションの提供を通して、自社および世界中の顧客・社会の生産性、効率性の向上に貢献新しいニーズに対応した製品開発、お客さまの課題を解決するソリューション提案の強化売上高に占めるソリューション比率13.0%12%
安全・安心・ウェルビーイング

人と機械の最適環境の実現を通じた、社会課題の解決による安全で快適な環境づくり、健康で豊かな生活の実現

技術開発・人材育成・マネジメント・社会ルール形成による安全性と生産性、ウェルビーイングの向上

お客さまの安全・安心・ウェルビーイングを実現する製品・サービスの提供安全・防爆事業の売上高年平均成長率(過去5年間)6.5%15%
安全・防爆セミナーの累計受講者数(国内)前年度比7.7%増前年度比5%増
安全文化の醸成による安全・安心・ウェルビーイングの実現安全に関する累計資格者数※1前年度比5.3%増前年度比3%増
労働災害度数率※20.650
気候変動IDECグループの技術、製品を活用した顧客・社会の環境負荷低減への貢献環境に配慮した製品開発の促進環境配慮強化型製品の新製品累計比率(2019年度以降発売累計)73.5%60%以上
自社における再生可能エネルギー活用などによるCO2排出量の削減自社拠点の環境負荷低減CO2排出量の削減率(Scope1&2、2019年度比)19.8%減24%減
再生可能エネルギー利用率14.5%18%
産業廃棄物の削減率(2019年度比)1.0%増24%減
企業基盤『The IDEC Way』の浸透と、働きがいのある 魅力的な職場づくりによる企業の活性化働きやすい職場環境づくりエンゲージメントスコア(国内)主要課題※3
3項目のスコア改善(2022年度比)
男性の育児休業取得率※2100%90%
高い倫理観を持って経営を行い、自社およびバリューチェーンにおける人権を尊重し、ガバナンス、コンプライアンスのさらなる強化を推進

人権の尊重

経営の透明性・実効性の向上

人権・コンプライアンス研修の受講率(国内)100%100%
取締役会の実効性評価の他社平均値以下項目数26%20%以下
重大な法令違反件数0件0件
人的資本の強化による、新たな価値やイノベーションを創造する人材の育成ディーセントワークの推進と人的資本への投資拡大女性管理職数※2(部下のいる係長職含む)15名15名
1人当たりの平均研修費用※259千円70千円

※1 セーフティアセッサ、セーフティベーシックアセッサ、ロボットセーフティアセッサ、セーフティオフィサの資格を持つ社員数 
※2 IDEC単体 
※3 主要課題は、①人材育成、②マネジメント力の強化、③人事制度に対する納得性の向上