改善:シンプルな機構のマットスイッチを設け、実際に作業している時間だけを計測
作業者を検知するマットスイッチこのようなお悩みに対し、IDECがご提案したのは作業者の足元に置くマットスイッチです。
作業者が持ち場に立つとスイッチがONになり、その時間を積算して記録できるシステムを導入したことにより、作業者の実作業時間が把握でき、出来高との関係から正確な生産能力を割り出すことができるようになりました。
このような検知システムは、センサーを用いる方法やカメラで映像として記録する方法も考えられますが、マットスイッチは物理的かつシンプルな機構であるためとくに信頼性が高く、設定も容易。この場合、必要な情報を最も手軽に、正確に入手できる方法と言えます。
またこれに加え、ゴム製のマットスイッチを足元に置くことで、一日中立ちっぱなしで作業を行っている方の膝、腰などへの負担軽減につながる効果も期待することができます。近年、企業経営上の重要度がますます高まっている従業員の健康への配慮にもつながるでしょう。
このような理由から当社は今回、マットスイッチによるソリューションをご提案しました。
今後はこのスイッチを発展的に活用して、遠隔監視ニーズの実現に結びつけていくことも可能です。