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マシニングセンタの安全性を確保

3ポジションイネーブルスイッチでマシニングセンタの国際安全規格に対応した安全性を確保

定期的に改定される国際安全規格に対応した装置設計

旋盤加工機やマシニングセンタなどを開発・製造する工作機械メーカー様は、装置設計時に国際安全規格への対応が求められています。国際安全規格は、より安全性を確保することを目的に定期的に改定され、各メーカー様はその都度部品や設計の見直しが必要になります。
 

国際安全規格に準拠したイネーブル装置の必要性

自動車用金属部品の加工等に用いられる工作機械を開発・製造されている工作機械メーカー様。
主力とする旋盤加工機、マシニングセンタなどの工作機械には、労働災害防止のための安全設計が不可欠とされています。自動運転モードだけではなく、メンテナンスモードやセッティングモードなどで、可動式ガードを開けたまま機械要素の移動を行う際は安全性を考慮した機械設計が求められています。
現状、旋盤加工機に対しては、国際安全規格ISO23125、日本ではJIS B 6031でイネーブル装置を使った安全対策が求められており、マシニングセンタに対しても今後、同様のイネーブル装置を使用した装置設計を要求される可能性が高く、より安全性を確保した装置設計に対する課題を抱えておられました。
 
 

製品の安全性と長年の実績による信頼性がカギ

予期せぬ危険への対応を設計に組み込む

このような課題に対し、IDECは「3ポジションイネーブルスイッチ」をご提案しました。
この製品は、オン/オフの2段階しかない一般的なスイッチとは異なり、安全設計を実現するためのポイントとなる人間工学に基づいた予期せぬ危険への対応が設計に組み込まれています。
それにより、多角的な検討を経て、今回の装置にはイネーブル装置としてφ16穴取付けに対応した3ポジションイネーブルスイッチ「HE5B形」を採用いただきました。
 

IDECでは、人間工学に基づいたグリップ感を実現したグリップスイッチ「HE1G形」や「HE2G形」などの安全性の高い製品に限らず、最新の機械安全動向や安全回路の組み方へのコンサルティングも行っています。

市場ニーズに応えるため、その他の機械設計にも安全性の確保に向けて取り組みを強化

多角的な検討を経て、今回の装置にはイネーブル装置としてIDECのφ16穴取付けに対応した3ポジションイネーブルスイッチHE5B形を採用いただきました。
今後は、HE5B形や人間工学に基づいたグリップ感を実現したHE1G形やHE2G形などのイネーブル装置単体に加えて、最新の機械安全動向や安全回路の組み方へのコンサルティングをIDECにご期待いただいています。
より安全性の高い装置をお客様に提案し市場のニーズに広く応えていくため、同社が設計・開発する工作機械の各種ラインアップに対して、安全性の確保に向けた更なる取り組みの強化をご検討いただいています。