検出能力
CMOSリニアアレイを原理とした距離判別センサ
一般的に光電センサのような反射型センサは検出物(ワーク)の色によって検出距離が変わります。反射光の受光量の変化を検出しているため、色ごとの光の吸収率が影響するためです。
一方、「SA1Q形」は検出物体にスポットを照射し、検出物との反射光の角度の違いで検出する「三角測距方式」のセンサです。 CMOSを採用したセンサ内の検出素子が細かい間隔でライン上に並んでおり、対象物との距離が変わると、素子上で集光される位置が変わり、その位置情報を距離として出力するものです。 受光量ではなく、入ってくる光の位置で検出を行うことで、検出物の色の影響をほとんど受けることがありません。