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この表示器がAGVに向く理由

この表示器がAGVに向く理由

担当者がわざわざ工場を訪れ、画面を更新するという手間

ネットワークの機能が備わっていない

限られた工場内のスペースをできるだけ有効活用できるよう無人搬送車(AGV)は継続的に小型化が求められており、従って、その表示・操作端末には小型表示器を据えるケースが多く見られます。

しかし、小型の表示器を設置したAGVではこれまで、表示器の故障などのトラブル時や生産ラインのレイアウト変更などで画面の更新が必要となる度に、多大な手間が発生していました。その要因の一つは、大型の表示器に標準搭載されていることが多い、ネットワークを使って画面を更新する機能が備わっていないためです。

AGVメーカーの担当者様は、工場からレイアウト(システム)変更の依頼を受けると、新しい画面を作成した後に工場まで足を運び、持ち込んだパソコンと表示器を有線でつないで画面変更を行う必要がありました。工場が近隣にあればまだ対応可能ですが、ユーザー様がグローバル企業で工場が世界中にあるという場合、AGVメーカーの担当者様がそれぞれの工場を訪れてメンテナンスすることは容易ではありません。
 

通信可能な高性能小形表示器が、画面更新を容易に

ネットワークを使った手軽な画面更新

このような煩わしさをまとめて解消するのが、IDECの「HG1G形プログラマブル表示器」です。

4.3インチの小形表示器でありながら、ファイルをサーバー経由で送受信可能なFTPサーバー機能を搭載。ネットワークを使った手軽な画面更新が可能です。 「HG1G形プログラマブル表示器」にUSBメモリと無線ユニットをあらかじめ接続して運用を開始すれば、画面変更が必要なときに無線ネットワークを使って作成した画面更新用のプロジェクトデータをFTPサーバー機能でUSBメモリに保存するだけ。 あとは現場のメンテナンス作業者が表示器の画面上に表示される更新ボタンを押せば、画面更新が完了します。

現地にメンテナンス作業者がいない場合でもWebサーバー機能を使い、パソコンから遠隔操作によって表示器の更新ボタンを押すこともできます。 これなら、メーカーの担当者様がわざわざ工場に足を運ぶ必要はなくなり、迅速な画面更新が可能になります。
また、メンテナンスの時間を短縮できることで、ユーザー様はより気軽にラインの見直しを行うことができるようになり、生産現場が世界各国に点在する場合であっても生産性の向上効果が期待できます。
 


 
 IDECのプログラマブル表示器

コスト以上の高性能を実現

IDECの「HG1G形プログラマブル表示器」は、IoT時代に最適なHMIです。 FTP サーバー機能に対応しているため、表示器のデータをアップすることで、必要なメンバー間で情報を共有することができます。また、モバイル端末やパソコンから遠隔操作できるので、いつでも状況確認ができ、非常時の迅速な対処にも貢献します。