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誤操作による製造工程の停止を防ぐ

ぶつかった拍子にスイッチが動作、そのエラーが一大事に

半導体の製造工程ではスループット向上が追求されており、24時間稼働が原則です。

定期メンテナンスや余程の緊急事態でもなければ、製造工程を止めることは許されません。万一の誤操作によって製造工程が止まってしまうと、前工程装置から後工程装置さらに検査装置まで一連の工程すべてに影響があることに加えて、クリーンルームの再立ち上げには多くの時間を必要とします。

しかし、半導体製造装置側がどれだけわかりやすいインターフェイスを実現していても、たまたまオペレータの肘や持っていた道具が装置にぶつかって、うっかりスイッチを押してしまう…、という状況が想定されます。
 

誤操作の確実な防止に、凹凸のないフラットスイッチを

意図しない製造工程の停止による損失リスクを回避するために、オススメしたいのが、凹凸のないフラットなデザインのスイッチです。

IDECがご提供するフラッシュシルエットスイッチは、盤面から2mmの厚さのベゼル内にスイッチ部がすっぽりと収まる形状を実現していますので、手のひらを押しつけてもスイッチは押せません。これなら万一の誤操作を心配しなくても大丈夫です。 またフラッシュシルエットスイッチは同時にデザイン性にも優れており、装置の盤面をスタイリッシュに魅せたいという要望にも適しています。

豊富なラインアップで、フラッシュシルエットスイッチを各種用途に


フラッシュシルエットスイッチは、小型装置に最適なLBシリーズ、φ22の取付け穴に対応したLBWシリーズとCWシリーズなどをご用意しており、装置に合わせてスイッチを選定いただけます。また押ボタンスイッチ、表示灯、照光押ボタンスイッチ、セレクタスイッチ、キースイッチ、レバースイッチという豊富なスイッチと表示灯の種類に加えて、さらに、面をフラットにするだけでなく、より確実に誤操作を防ぎたいというケースに対しては、ガード付きのスイッチもご提案可能です。

カンタン配線のPush-in式

CWシリーズなら、ねじ式のほかPush-in式も取り揃えています。
Push-in式はフェルール端子および単線の接続時はドライバ不要で差し込むだけ(*1)のカンタン配線。作業者の技術レベルに左右されない配線作業が可能です。配線工数を従来のねじ式と比べると、なんと55%も削減できるため大変効率的です。
工数削減といえば、増し締めにかかる時間も無視できません。Push-in式ではねじを使用しないため、ねじの増締めや締め忘れ、着脱に伴う締付トルク管理が不要なため、この作業時間が無くなることも大きなメリットとなります。

*1)より線の接続時はプッシャーをマイナスドライバで押したまま 電線を挿入ください。

【動画】作業効率を大幅にアップするPush-in式接続

動画でみる >

【動画】高信頼設計のPush-in構造

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