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スタッカークレーンへの人の接近を検知する方法とは

安全柵がつけられない取り出し口の事故発生を 効果的に防ぐ

一般的な汎用センサでは、精度や安全性に課題がある

さまざまな事故発生リスクが存在

自動倉庫の周囲は安全柵に囲まれ、人が不用意に入って事故が起こらないよう配慮されています。
ただ、荷物の取り出し口では安全柵が低くなっているため、ここから人が侵入する可能性や奥に設置されているスタッカークレーンに接触するリスクがあります。
そこで、事故防止のため一般的な汎用センサなどを設置し、危険領域へ入ろうとする人を検知して装置を停止させる対策が採られていましたが、検知が不十分で故意の進入を許してしまうことがありました。


腕や足でも確実に検出できる、セーフティレーザスキャナ

より確実に事故発生を防ぐには

荷物取り出し口周辺の事故発生をより確実に防ぐ方法としてセーフティレーザスキャナ「SE2L形」をご提案します。
このセーフティレーザスキャナは、設置場所から最大5m、270°の範囲をカバーすることができ、1.8m以内のエリアであれば最小幅φ30mmの高精度で侵入物を検知可能。
そのため、危険領域に入ったのがたとえ腕や足だったとしてもこれを確実に検出し、素早く装置を停止することができます。 ライトカーテンと異なり、小形軽量で単体のユニットで運用できるため、取り出し口周辺の安全柵上部などに設置するなど手軽に扱えます。
検出範囲の設定で、自動運転されている台車の動きを除外してそれ以外の部分の動きを検知するなど、利用する場所や状況に応じてフレキシブルな検出範囲の設定が可能です。

2つのエリアを、1台で見張ることも可能

セーフティレーザスキャナ「SE2L形」はデュアルプロテクション機能により、2つの危険領域への侵入を別々に監視し、装置を停止させることが可能です。 つまり、2つの自動倉庫の取り出し口が近接している場合は1台で両方をカバーすることができ、これまで2台のライトカーテンを使用していた費用を軽減することもできます。


さらに侵入検知を高めるために

荷物の取り出し時には、セーフティレーザスキャナの侵入検知を一時的にオフにする必要があります。その間の万が一の侵入を検知するため、 指定領域立ち入り検知用の面状スイッチである「マットスイッチ」を併用すると、さらに安心です。

人がマットスイッチを踏むことで作動し、装置を安全に停止させることができるため、荷物の取り出し口に設置しておくことで侵入検知を高めることができます。
標準品からカスタム品(サイズや感度、材質など)まで現場や用途に合わせた仕様が可能です。