暗がりの中で起こり得る押し間違いが事故のリスクを生む

最近では労働力不足から、作業現場において建設機械の操縦に不慣れなオペレータが操縦する機会が増えてきています。未熟な運転者の誤操作による事故のリスクが高まっているとも考えられます。その一例が、単純なスイッチの押し間違いです。

特に日が暮れてから建設機械を操作する場合は、押し間違いのリスクが高まります。なぜなら建設機械の操作パネルには、基本的に同じ形のロッカースイッチがいくつも並んでいる上、操縦席の中はあまり明るくなく、日が暮れると途端に手元が見えにくくなるからです。運転者が昼間のまぶしい明かりの中で作業をし、疲れていれば、なおさらヒューマンエラーの発生率が高くなるかもしれません。建設機械メーカー様ではこのようなリスクを想定した安全対策をされているでしょうか。

照光するスイッチの採用で手軽に作業員の安全性を向上

暗くなった操縦席でスイッチの押し間違いをなくすには、日が暮れてからも手元がしっかりと見えるように対策をすることが必要です。選択肢としては手元ライトの設置も考えられますが、小さなライトの光量では明るさが不十分ですし、スペースの限られる運転席にライトを追加するというのはスマートな解決策とはいえません。

私たちIDECが考えるベストソリューションは、LEDで発光するロッカースイッチ「KRシリーズ」の活用です。「KRシリーズ」はスイッチに印字されたシンボルを照光させることができ、暗い運転席の中でも存在感を発揮するので、誤操作のリスクを抑え、事故の未然防止に貢献します。

また、「KRシリーズ」はシンボルのカスタマイズが可能なため、汎用性が高いこともメリットとして挙げられます。
 

建設機械のインターフェイスに関するご相談はぜひIDECに

IDECでは建設機械のインターフェイスに有用なロッカースイッチを豊富にラインアップしています。今回ご紹介した「KRシリーズ」だけでなく、インターロック機構を持つロッカースイッチ「KLシリーズ」など、メーカー様のニーズに合わせて最適なスイッチをご提案させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。