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存在検知で安全柵内の人的被害を削減

設置場所にも柔軟に対応しながら危険領域を監視

安全性と生産性の両立という課題

自動車メーカーの生産技術のご担当者様。金属部品の加工ラインを担当し、日々、生産効率を上げるために試行錯誤されています。 目下のテーマは、人的被害を減らすための「安全対策」。なかでも、安全柵内に人がいるかどうかの存在確認に課題を抱えていました。マットセンサやライトカーテンでは誤検出や機器の故障が相次いでいたのです。

そこでIDECは柵内の人の存在検知を可能にする方法をご提案しました。
 

セーフティレーザスキャナで万一の人的被害発生を予防

 

ライトカーテンは侵入時や退出時の検出はできますが、存在検出ができず、死角もあります。マットセンサは存在検知ができますが、重量物が乗ると破損しやすく、重なると誤検出するなど、トラブルが起こりやすいという問題点がありました。さらに、お客様に対するヒアリングと現場確認を通して、ライトカーテンやマットセンサでは設置しづらく、さらに設置の柔軟さに不便を感じられている状況を確認しました。

そこでIDECは、柔軟に設置状況に合わせて危険領域を監視できるセーフティレーザスキャナSE2L形を提案しました。SE2L形は、長距離検出ができて人の存在検出が容易にでき、非接触なので故障の恐れもありません。実際にお客様と一緒に導入したところ、柵内の人の存在検知を実現ができたことに加えて、従来ライトカーテンでは2台必要だった2つの防護領域の監視を1台のセーフティレーザスキャナに集約することでトータルコストダウンの実現にもつながり、ご満足いただけました。

「IDECさんは安全機器のラインアップも揃っていて、相談してみて良かったです。今回の結果に大変満足し、同様の安全システムをタイ工場にも導入することが決まりました。自動車を作る設備自体は、日本でも海外でも同じ。他の工場にも、このやり方を薦めたいと思っています」

 

生産現場の安全を実現する、多様な安全機器ラインアップ


IDECは、非常停止スイッチやイネーブルスイッチ、安全スイッチ、セーフティレーザスキャナ、安全コントローラなどの安全機器に加えて、業界最大のセーフティアセッサ数を抱える安全に対する信頼と実績があります。安全機器だけでなく、製造現場の安全ソリューション全般をコンサルティングすることも可能です。安全対策にお困りの方は、ぜひIDECにご相談ください。