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リレーの故障による「意図しないダウンタイム」発生を軽減

ダウンタイム発生による生産効率低下を改善したい


工作機械メーカーで機械設計を担当し、装置の動作と安全系を受け持っているご担当者様。「人と機械の共存」をテーマに、安全性と生産効率の両立を目指して日々チャレンジされています。

ツールや材料のセッティングを人が行い、そのあと機械が加工するという工程を設計するなかで、いつも解決したいとして思っていたのが、扉に取り付けた安全スイッチの故障による「意図しないダウンタイム」です。 安全スイッチのソレノイドユニットにリレーを介してコントローラと接続している場合、万が一のリレーの故障の際には扉をロックします。ご担当者様はこの状況が発生するたび、リレーの故障だけでダウンタイムが発生するのはとてももったいないことだと感じていました。

そんなご担当者様に対し、IDECではあるものを使って安全リレーの故障による「意図しないダウンタイム」の問題を解決しました。果たしてどのようなことを行ったのでしょうか? 
 

リレーが不要となる安全スイッチで故障原因を削減

リレーはそれ自身が消耗部材であり、経年劣化するので、そもそも故障を想定しておかなければなりません。また設備点検の時にはその劣化具合を調べ、交換するという手間がかかります。それを放置していると、リレーの故障によって意図しないダウンタイムが発生することになります。

それに対しIDECは、故障の原因となるリレーを使わずに活用できるスプリングロックタイプのソレノイド付安全スイッチ「HS5L形」と「HS1L形(ロック強度3,000N)」「HS1T形(ロック強度5,000N)」をご提案しました。ソレノイドユニットの定格電流値が200mAのためコントローラの出力仕様が200mAあった場合には直接給電でき、リレーが不要となる製品です。
ご担当者様は、故障要因となる部材を減らすことができ、もともと考えていた「意図しないダウンタイム」を減らすことができてとても喜ばれました。
 

生産現場の安全を実現する、多様な安全機器ラインアップ


IDECは、安全スイッチをはじめ、非常停止スイッチやイネーブルスイッチ、セーフティレーザスキャナ、安全コントローラなどの安全機器に加えて、業界最大のセーフティアセッサ数を抱え、安全に対する信頼と実績があります。安全機器だけでなく、製造現場の安全ソリューション全般をコンサルティングすることも可能です。安全対策にお困りの方は、ぜひIDECにご相談ください。