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工作機械にさらなる小型化の可能性を見出す

工作機械のさらなる小型化を
コンパクトな制御部品で実現

お悩み:小型化要求に応えたくても、これ以上の対策が見つからない…


生産効率を徹底追求する自動車の量産部品加工などのラインでは、前工程から次工程へと運ぶ時間を短縮するために、幅の狭い複数の工作機械を横一列に並べるユニット化が選択されます。その前にはレールが走っており、ロボットが移動しながら生産品の各工程を進めていくという仕組みです。

最近では工場側が理想とするラインを実現するために、装置のサイズや仕様が指定され、その要望に合わせて工作機械メーカー様が装置を製造するというケースが増えてきています。

「ロボットの移動距離を短縮するために工作機械の幅をもっと狭くしてほしい」という声がある一方で「工作機械の機械内部の加工を行う空間は広くしてほしい」といった要望が寄せられることも。工作機械メーカー様はこれまでも製品の小型化に取り組まれてきましたが、今後ユーザーが求める工作機械を実現するには一体どうすればよいのでしょうか。
 

改善: 制御盤の小型化が期待に応えるための糸口に


制御に関する部分の設計を見直す

加工精度・加工速度のことを考えると、機械の加工部分の設計変更を行うというのはリスクが高いため、変更しづらいのではないでしょうか。そうなると、設計の見直しが可能なのは、制御に関する部分になると考えられます。
今回のようなケースの場合、IDECでは制御盤の小型化を検討することをおすすめしています。一つひとつの制御部品をコンパクトなものに置き換えれば、比較的容易に制御盤を小型化でき、工作機械の内部にスペースを作る事が可能だからです。
 

小型化を容易にする制御機器

例えば、業界最小クラスのインターフェイスリレー「RV8H形」を使用すれば、従来のリレーと同等の性能を持ちながら、使用するスペースを約半分(当社比)に削減できます。
スリムな幅約6mm、DINレールからの高さ70mmと業界最小クラス。リリースレバーにマーキングプレート取付けが可能。薄形サイズながら6Aの高接点許容電流で各種負荷に対応します。

他にも、スイッチングパワーサプライ「PS5R-V形」は横幅22.5mm(10W/15W/30W)、36mm(60W)、46mm(120W)の薄形電源、レール式端子台 Klippon Connect Push-in式 「Aシリーズ」などを使うことで制御盤をさらに小型化でき、工作機械の内部に空間を生むことができます。
機械設計の自由度を生むことができれば、ユーザーの希望に柔軟に対応できるのではないでしょうか。