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生産効率を保ちながら事故のリスクを排除

自動パレタイジングロボット付近の事故を未然防止

セメント工場での事故発生による大損害のリスク

防護柵内へ人が容易に侵入可能

セメントの袋詰し出荷を行うセメント工場では、セメント袋をベルトコンベアで運び、パレタイジングロボットなどでパレットに積み上げた後、フォークリフトで工場から運び出します。

通常、人との衝突事故を防ぐためパレタイジングロボットとベルトコンベア、パレットを防護柵で囲みます。ただ、フォークリフトが出入りするスペースには、パレットの取り出しと搬入のため防護柵を設置していません。そのため、ここから人が容易に入ることができ、パレタイジングロボットの可動範囲に入ってしまうと人身事故が発生するリスクがあります。

ひとたび人身事故が起こると、操業停止など企業の存続を脅かす大損失につながる可能性が高く、確実に安全を確保することが重要といえます。

生産効率を保ちながら安全を実現

人の侵入をセーフティレーザスキャナで検知

安全対策としてまず考えられるのが、フォークリフトの出入り口に扉を設置する方法です。ただし、これでは安全を確保できたとしても、フォークリフトの出入り時に扉を開閉する手間と時間がかかるため、生産効率の低下が避けられません。

そこでIDECは、セーフティレーザスキャナ「SE2L形」の導入をおすすめします。
これを防護柵がない出入り口付近に設置し監視しておけば、防護柵内への人の侵入をセーフティレーザスキャナで検知でき、パレタイジングロボットを停止させることが可能です。

また、「SE2L形」は粉じんのある環境でも安定可動します。安全機能を損なうことなく、空気中にあるホコリや塵を信号から判断し、意図しない検出を低減することができます。
 



セーフティレーザスキャナの特長

長さ5m、検出角度270°

「SE2L形」は最大で270度、5mの範囲を防護領域として最大20mを警告領域として設定できるため、フォークリフト用の出入り口が2つ隣接している場合も、1台の設置でOK。最小限のコストで、万一の大損失を防ぐことができます。
*1) 身長170cmをモデルに平均的な歩幅として70cmで計算

エリア設定

「SE2L形」は、侵入を検知した際に警報を鳴らしてロボットを低速運転にできる「警告エリア」と、ロボットを停止させる「防護エリア」の二つのエリア設定が可能です。危険度が低い出入り口付近は警告エリアに、危険なロボット付近は防護エリアとすることで、生産性を保ちながら確実に安全を確保することができます。

私たちIDECにご相談いただければ、利用シーンに応じた適切な安全対策をご提案いたします。