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このLED照明が工作機械のワークに向く理由

優れた堅牢構造と光学性能のLED照明

びびり痕の発見が遅れて後工程に影響を与えてしまう…


ひびり痕を見過ごしてしまう

高精度が自慢の工作機械メーカーでマシニングセンタの機械設計を担当しているご担当者様。

最近、自社の営業やサポート部門から製品の剛性や信頼性について聞かれることが増えたそうです。彼らが言うには、ある一定の稼働時間を越えると急にびびり痕が目立つようになり、ユーザー様からそれに対するクレームや原因究明の問い合わせが多いとのこと。

ご担当者様が原因を調べたところ、目視で設備稼働を確認する時、工作機械内のLED照明の映り込みがびびり痕のように見えてしまう性質があることから、ユーザー様はびびり痕を見逃していたのではないかと考えました。結果的にびびり痕が出ている状態をそのままにしてメンテナンスが遅れ、状態を悪化させていたのが原因でした。

そこで、誰が見てもびびり痕の発生が一目でわかる仕組みをご提案しました。
 

びびり痕をはっきり確認できる工作機械内LED照明で解決


加工精度が向上するLED照明

工作機械内の照明は、目視確認用に500ルクスの明るさを持つ必要があることがISO23215、JIS B6031、EN 1837等の規格で決まっています。

該当する工作機械の盤内の照明の当たり方を分析してみると、現状の照明でも500ルクス以上の明るさはクリアしていました。ただ、 並べられているLED素子がそれぞれに光ることで光の当たり方にばらつきが出てしまい、それがまだら模様になることで、びびり痕を見つけにくくなっていることが分かりました。

そこでIDECは、堅牢で優れた耐環境性タイプのLED照明「LF3D形」をご提案しました。LF3D形は、フラットな照明で面に対し均等な光を当てることができるため、マルチシャドウ(多重影)[特許出願済み]を抑え、加工対象物のキズや凹凸の細かな部分が確認できます。

LF3D形を使ってワークを照らしたところ、一目でびびり痕が発生しているかどうか、確認できるようになり加工精度も向上しました。 ご担当者様からは、「こんなにきれいに加工面を照らせる配光性能は目視にも役立つはず。これから別のマシニングセンタの工作機械内照明に標準で採用していきたい」とお褒めの言葉をいただきました。

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LED照明「LF3D形」の特徴

明るくてワークや刃先が見えやすく、メンテナンスしやすい

従来のLED照明では、発光面の多粒感、多重影(マルチシャドウ)が発生したり、光源が金属部分の加工跡やヘアラインに映り込んでしまうこともありました。LF3D形は発光面の均一化により、多粒感と光源の映り込みを低減しており、さらにマルチシャドウを低減しています。

IP67、IP67Fの防水・防塵・防油性能でコンパクトサイズ。配光は約120°の広範囲を照射するため、産業機械の照明に最適なLED照明です。